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2015年度 JAM日本マクドナルドユニオン 活動方針

2014年10月15日開催の定期大会において、2015年度JAM日本マクドナルドユニオン活動方針が全会一致で承認されました。活動方針は以下の通りです。 

2015年度JAM日本マクドナルドユニオン活動方針

現在の会社は、行き過ぎた合理主義、本社セクショナリズムの下、情報が錯綜、倍化し、職場全ての従業員が悩んでおり、安全領域を超えた操業がされております。安心で安全な職場作りの為には「労働基準法を始めとした労働安全衛生法等の労働関係法令」という社会の物差しを職場に当てはめていく事が大切です。 
パート、アルバイトの皆さんも有給休暇がある事が周知されて久しくなりますが、有給休暇取得が難しいとの意見も、まだまだ見聞きします。インフォメーションを読む時間も労働時間に入ると言うことすら周知されておりません。

ユニオンに参加するという事は、個人個人の思いを結集し、本来労働者が持っている権利を取り戻し、その想いを集約し「加入=参政権」を持って民主的に会社を運営していく事なのです。

ユニオンには、毎日多数のご意見、ご相談を頂きますが、ユニオンは只の相談機関ではありません。皆でお金を出し合い組合員が協力し合い、会社を良くして行こうという為の活動体です。

第一に社会的貢献の観点から見ていくと、17万人と言われるパート、アルバイトの皆さんが、安心で安全な働き甲斐のある店舗で働けるという事は、社員にとっても望ましい環境で店舗が作られますし、望ましい店舗の構築によって、社員の安全、賃金が向上します。

そしてパート、アルバイトの皆さん得られる賃金が、適正な額、適正な労働時間、によって得られることが出来れば、組合員の皆様の可分所得(使えるお金の額)が上がり、微力ながら景気回復の力になることと思います。

高いモチベーションで運営される店舗は、必ず結果も伴います。

しかしながら、長年労働組合の無かった日本マクドナルドで働く従業員に、労働組合活動が持つ目的と正当性を、心無い独善的な管理者の妨害を排して、一朝一夕に周知させるのは極めて困難な取り組みではありますが、地道なオルグ活動と効果的な教育宣伝活動を実践して行かなければなりません。

一人一人の組合員が協力をし、自ら動く事によって、1人でも多くの未加入者にJAM日本マクドナルドユニオンの存在と活動について理解を深め、組合への加入と活動への参加を求めて行き、総合的な組織の力をもって、仲間を1人でも多く救うべく組織拡大と共に、労働基準法の店舗への知徹底をする運動を継続致します。

我々の運動における会社との関係は、話合いを基調とした民主的且つ円満な労使関係を築くものであります。しかしながら、会社が法令を無視した施策を行う場合は、あらゆる手段を持ってこれを阻止する事とします。


JAM日本マクドナルドユニオン 中央執行部一同