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~日本マクドナルドHD、プレスリリースより~

7月の月次業績は前年同月との比較で、昨年7月は件のチキン問題が発覚し、大きく売り上げが落ちた月(既存店客数△9.6%、客単価△8.6%、売上高△17.4)との比較となるため、今回月で客数・客単価・売上が全てマイナスなのは回復しているとは言い難い状況です。

2013年前同月比で対比すると、既存店客数△18.0%、客単価△11.9%、売上高△27.8(全店△28.4)となります。

リリースには「食の安全・安心にかかる一連の問題による影響が残るなど、本格的な回復にはまだ至っておりませんが、ビジネスの回復に向けたリカバリープランを実行しており、客数は改善の傾向にあります」とありますが改善の傾向ではなく、状況の悪化加速化が緩やかになったと言った表現が適切でしょう。マイナス値を計上していることに違いはありません。

短期的利益を追求するがゆえ、過少人数で営業し、セールスを取りこぼしていないか。戦略は本当に合っているのか、お客様に一番近い組合はサラに経営の問題点、現場との乖離を経営陣に伝えて行きます。


JAM
日本マクドナルドユニオン