日本マクドナルドフランチャイズの皆様
JAM日本マクドナルドユニオンは、命を守る行動を優先しています。関東のあるフランチャイズオーナーは、直営店長と同一労働をしているフランチャイズ店長を管理監督者とし、残業の上限をなくし、過労死認定基準に迫る定額働かせ放題としてきました。
直営店長は、管理監督者ではなく、残業を管理し、残業代も支給されなければならないと司法により判断されています。フランチャイズによっては、店長であっても、シフトには一切入らずOCや部長のような管理監督者である法人もありますし、フランチャイズで、きちんと労働管理をされている法人も沢山あります。しかしながら殆どのフランチャイズ店長は直営店長と変わらない仕事をしています。
多数を表すであろう労務管理が立ち遅れているフランチャイズ法人の改善は、マクドナルドホールディングスのブランドを守るため、是が非でも推し進めなければなりません。
直営とフランチャイズの対等性は、労務問題にも及ぶ、との信念より、当フランチャイズ店長は管理監督者ではなく、残業代を支払えという是正勧告を蔑にした当フランチャイズ法人の名ばかり管理職問題解決を、公的機関と綿密に連携を取りながら進めてまいります。
言えぬ思いを胸に、今日も働かれている皆様、我々の運動の成果は必ずや皆さんの待遇向上にに繋がると信じております。法人経営が厳しいからという理由で、法律を無視し低賃金での過重労働を強いれば、大手広告会社の轍を踏んでしまいます。
オーナー、従業員、しいては全国のマクドナルドファミリーの生活を脅かします。命を守る行動としてどうかご理解下さい。
JAM日本マクドナルドユニオン
中央執行委員長 岡田 篤
中央執行委員長代行 草野 薫