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2016年3月15日 団体交渉実施

2016年3月15日14:00~16:00、日本マクドナルド(株)新宿本社会議室にて、
団体交渉を行いました。



【申し入れ内容】

①労働条件について
  現場で起きている賃金未払い労働についての報告と会社の見解

②従業員への待遇について
  未だ有給休暇の取得妨害、有給休暇の周知不足があるが、会社としてどのように取り組む  のか?




①について、クルーインフォメーションの確認は業務ではないのか?
【会社側の見解】 「クルーインフォメーションの中には、すぐに読まなくても良い内容のものもあるので業務にはならない、しかし業務に直接かかわるインフォメーションは業務である」
就業時間外の資材移動等を行ってるとの事だが、すぐに店舗名を知らせてくれれば、すぐに注意をします。

【組合側の見解】
  三菱造船所事件最高裁判例が示すように、業務に関わる準備時間は、会社の指揮命令下にある場合は労働時間になる。本社からEBISを通じて降りてくるクルーインフォメーションは、緊急性のないものも交じっており、今一度、情報の精査→店舗の無駄な作業の削減を要求。

賃金未払い残業に関しては、会社側の教育が行き届いていないのではないか。我々は通報機関ではないので、あくまでも従業員のプライバシーを第一に考え、現場の教育を組合で行い、引き続き会社と協力して改善をしていく。WEB学習を落とし込んだとして満足はしないで欲しい。


②について、従業員への待遇について
【会社側の見解】クルーの有給休暇や、労務の知識をOM,OC、店長など管理職にWEB学習を通じて行っている。充分しているつもり。トレーニングが行きわたっていないのが確認できたので、再度営業ラインを使い、情報をおろす。

【組合側の見解】営業ラインを使用した改善は、知識があってもなくても評価等利害関係が発生する以上、それを行っても隠ぺいに走る可能性があるから、知識のある現場社員、SW,クルーを育成する為の努力を組合は惜しまない。(神奈川事例あり)

有給休暇についてはWEBスマイルに残存日数等を表記してほしいと要求。会社はシステム改修に時間がかかるので今すぐとは言えないが、それが出来るように検討する。









JAM日本マクドナルドユニオン